忙しい飲食人の為の隙間塾

今すぐ使える問題の突破法や飲食人の現実をつづる

キッチンとホールは水と油??

あなたの職場のキッチンスタッフとホールスタッフは同じ方向に向かって仕事をしていますか?

今日は、飲食店で働いているとよく耳にするキッチンとホールの不仲説?の解決方法について書いていきたいと思います。

 

ホールの方、こんな事ありませんか?

ピーク時キッチンにオーダーを通すと嫌な顔をされたり、仕上がった料理を持って行くのが少し遅れただけで怒鳴られたり。

ましてやオーダーミスなんかした日には怖くてキッチンに言いづらいですね、、

 

逆にキッチンの方では、

ピーク時に鬼の形相で料理の催促をされ続けたり、何かの入れ忘れや異物混入なんかは最悪で、お客様から回収して戻ってきた店長のそれはそれはもう、、笑笑

もちろん、仕込みやスタンバイの段階でミスの可能性を潰しておくのは分かっていると思います。

 

それでも遭遇しますよね、お互いに悪いところの過剰なつつき合い。粗探し。

「分かるー!」なんて声が聞こえてきますね笑

 

筆者も様々な現場で、様々な修羅場を体験してきました、、、

ではどうしたら解決できるのか進めていきたいと思います。

 

キッチンからしたら、ホールの仕事は簡単だと思ってるふしもあると思うし、

ホールからしたら、キッチンはお客様と接しない分、気も楽だし責任も軽いと思ってる部分もあると思います。

 

けど皆んなが自分の役割を果たすために頑張ってるし、ポジションも役職も関係なく忙しさは皆んな一緒です。

 

人間なのでミスはあります。

指摘しあう事はミスを無くしていく改善にもレベルアップにもなります。

 

ですがこのような未熟な現場では、一個人同士のくだらない優劣しかつきません。

 

言う側も、聞く側も大事なのは、

「お客様を第一に想っての言動」

という事を理解しているかです。

 

そしてそこに向かってチームで最善の行動ができているかどうかです。

 

例えば、

料理が仕上がってホールに声かけしてもホールが忙しくて料理を持っていけないなら、暖かい料理を暖かいうちに、キッチンスタッフが持って行けばいいだけの話です。

「冷めるだろ!」「早く持って行けよ!」では、ホールも萎縮するし、何より、お客様に最短で暖かい料理を届ける事に繋がりません。

良い影響は何1つ生まれません。

 

オーダーミスをしたなら、自分の感情は置いておいて、お客様に自分のミスを素直に説明し了承を得て、キッチンに伝え、スタッフで共有し、最速で注文商品を作るべきです。

キッチン側も、お客様を想えば、ミスにいちいち怒る時間があるなら真っ先に調理に取り組めばいいだけです。

そもそもそれが仕事です。

 

怒って終わり、怒られて終わりでは誰の為にもなっていません。

むしろ現場の雰囲気は悪くなる一方で、

1番迷惑がかかってるのはお客様だという事に気付きましょう。

 

本来ホールもキッチンも、新人もベテランもお客様からしたら関係ありません。

1つの店舗のスタッフだ、という事を1人1人が意識する事が重要です。

 

対個人の粗探しで優劣をつけようとするのではなく、

お客様に直結する生産性のあるコミュニケーションを取りたいものです。

 

チームで理解して、行動に移せた時、キッチンとホールは同じ方向に向かっている状態だと思います。

美味しい料理を作ってくれるキッチンがいるから私達はホールで働けるんだ、オーダーを取って私達が作った料理を運んで説明してくれるホールスタッフがいるからキッチンに専念できるんだ、という様にお互い感謝しあえたらステキな職場ですよね。

 

中には、どこまでも理解できないスタッフもいますが、環境を作れれば自らすぐいなくなります。

 

気づいていたなら、気づいたなら、諦めずに、まずは自分から声をあげてみましょう!

 

変わるのも、変えるのも、自分からです。