忙しい飲食人の為の隙間塾

今すぐ使える問題の突破法や飲食人の現実をつづる

美味しいは作れる!

ん、なんか聞いた事のあるフレーズのような、、

まあそれは置いといて、飲食人の皆様お疲れ様です!

今回はタイトルにもした「美味しいは作れる」を紐解いていきます!

 

突然ですが、皆さんジェットコースターに乗った事ありますか??そう、あの行き先の無いただ早くて怖いだけの乗り物です。

実はあのジェットコースターに、美味しいを作るプロセスが組み込まれています。

どういう事か。

ジェットコースターに乗るとまずシートベルトをして安全バーを下ろしますよね?これはお客様の安心安全の為です。

シートベルトも安全バーもなかったら、不安で不安で楽しめないでしょう。

そのお客様の不安を取り除くのがシートベルトと安全バーなのです。

だからあんな怖い乗り物を楽しめてるんです。

 

では、飲食店における安全バーはどれにあたるのか説明して行きましょう!

まず、お客様はあなたのお店に入店する際、100点のイメージを持って入店します。

100点とは当たり前の営業が当たり前にできている状態です。

例えば入店する際、スタッフに気づいてもらえず「いらっしゃいませ」の声が無かったら、その声に笑顔や元気が無かったらお客様はどう思うでしょうか。

気づいてるのかな?入っていいのかな?愛想ないな、と、不安や不満をかかえるでしょう。

そして間違いなく100点のイメージから90点まで減点されます。

1つできてないと10点減点されるイメージをお店側はぜひ持って欲しいです。

そこから、お席へのご案内、メニューのご案内、オーダー、商品提供、お会計、お見送り、と1組のお客様に対してかなり大枠ですがこの一連の流れを行うと思います。

 

この一連の流れを当たり前に完璧にこなす事が、

飲食店で安全バーがおりてる状態=お客様が楽しめる状態です。

 

細かい部分を言うと中間接客でのバッシングや追加注文のお伺い、商品説明、商品提供スピード、お客様が席を立った時の声掛け、スタッフの働く姿勢や連携、お店の活気等々あるのですがお店のあり方でまた違ってくるので大枠で説明しました。

さて、料理を提供するまでにあなたのお店は常に何点を取れている状態でしょうか?

70点以下の店舗の方、今すぐ改善が必要です!なぜなら70点以下の状態で提供される料理は美味しいとか美味しくないの評価以前に、安全バーがおりてないから楽しめる状態にないんです。

抜群の腕を持ったシェフの料理でも、こだわりの雰囲気の内装のお店でも、70点以下で提供されたらおいしくなくなります。

 

という事は、後は簡単です!

 

お店の清掃からスタッフの働く意識までをも常に70点以上を取ればいいだけです!

それだけで、美味しいは作れるんです!

筆者はスタッフのベースが出来上がってからは新スタッフの面接時に必ずこのプロセスを説明し、普段からスタッフに細かい指示を出さずとも理解して自ら動くチームを手に入れました。

「美味しい」の作り方、今すぐ実践して体感してみて下さい!